ヤンゴン市内のインフラ調査

今日は、ヤンゴン市内のインフラ調査が中心でした。

ビル建設現場にて調査

ミャンマー国発注のミャンマー企業施工現場の見学です。日本の価値観では、対応できないというのが正直な感想でした。まず、安全性が確保出来ていない感じがあり、地震でも起きたら崩れ落ちそうな構造でした。

▼ビル建設現場の基礎部分
ビル建設現場の基礎部分

▼錆びてしまっている基礎鉄筋の様子
錆びてしまっている基礎鉄筋の様子

▼新築現場なのに解体現場のような状況
新築現場なのに解体現場のような状況

ビルも外観はよさそうですが、実は水道、電気の配線などは何も計画されていないとのことで今後後付けするみたいです。。。。汗)新築現場のはずが、どう見ても解体現場に見えるのは皆さんも同感ではないでしょうか。。。

日本の企業が参入するには、同じ価値観を持つ顧客、発注先になると思いますので、日系企業の発注案件か、ODA関係にはなりそうですね。

ミャンマー側発注工事には価値観としてついていけそうに無い気がしました。日本人として、技術屋として、プライドも誇りも無くせば別ですが私達には無理です。。。

ヤンゴン市内を走る鉄道に体験乗車

ミャンマーで電車に乗る

感想は、私も「世界の車窓から」の撮影はこんな感じでおこなわれているんだなぁ~(笑)ってとこですかねぇ。。

老若男女問わず、市民の大切な足なんだぁ~と感じましたが、やはり何のメンテナンスもしていないので、線路のレールも曲り放題ですし、枕木もあったり、無かったりと散々な状況です。

▼ヤンゴン市内鉄道乗車体験 駅の様子
ミャンマーで電車に乗る

▼線路の状況
ミャンマーで電車に乗る 線路の状況

▼電車が来ました
ミャンマーで電車に乗る

▼ヤンゴン駅を中心とした環状線
ヤンゴン駅を中心とした環状線

▼車内の様子
ミャンマーで電車に乗る

インフラに関しては、そもそも論になりますが、まず第一歩として個別最適ではなく、全体最適にするには何をどうするべきかについて考えていくことを海外から支援していくことが必要ですね。その辺りは、国同士でも現在協議が進められている様です。

数年後には、見違える国になるんだろうなぁ~と思う3日目でした。

▼日本からODAで寄付されたフェリーからヤンゴン市内を眺める
日本からODAで寄付されたフェリーからヤンゴン市内を眺める